近年のハイボール人気から、ビールサーバーならぬ、
ハイボールサーバーを置く店が増えているのは、ご存じだろうか。
ウイスキーの楽しみ方は人それぞれで、中には、
「カクテルは邪道だ」と言う人もいるが、そんなことは気にする必要はない。
水割りやソーダ割りも、立派なカクテルの1つである。
ウイスキーベースだからこそ、美味しく味わえるカクテルだってあるのだから。
グッとストレートで味わいたい日もあれば、
カクテルでデザートの様に味わいたい日もある。
よく注文するカクテルが、実はウイスキーベースだったりもする。
ウイスキーの楽しみ方の1つとして、カクテルから始めてみるのもいいだろう。
ウイスキーを使ったカクテルは色々あるが、マティーニと並んで、
”カクテルの女王”と称賛されているのが、『マンハッタン』だ。
名前の由来は、1867年アメリカ大統領選を応援するパーティーで、
後のイギリス首相チャーチルの母親が、即興でオリジナルカクテルを作った。
その場所がマンハッタン・クラブであったところから命名された、
歴史のあるカクテルである。
名前からしてライやバーボンなど、アメリカン・ウイスキーを使用すると思われがちだが、
意外とカナディアン・ウイスキーを使う場合も多い。
そんなところもカクテルの面白さだ。
この他、映画の公開後すぐに誕生した、『ゴッドファーザー』など、
カクテルには、都市や映画の名前を模したものが結構ある。
ゴッドファーザーは、ウイスキーとイタリアを代表するリキュールの1つ、
”アマレット”を使用することで、映画の舞台であるイタリアの家族愛を表現している。
一度試してみてはいかがだろう。